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唯「過ぎた時間は雲散霧消」 梓「価値のある線路際を」


箱庭のような春がありました。
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商店街を横目に。




向こうからは焼鳥の匂い。

背後からはジョッキの音。

とどめは夕方の生温い風。


もーがまんできまへん!

『…かった?』

『…!』

『また、……』







そんな会話が、聞こえた気がした。